内容も「子どもの人権」を中心にお話しされました。DVD「日常の人権Ⅱ(子どもの人権)」を鑑賞しました。親が子どもを守るのは当たり前ですが、そんな母親と心が離れていく子ども達。子どもの人権に無頓着な母親、親のどんな態度や言葉に傷つくか・・・親に気づきはあるのか?といった内容でした。子どもを一人の人間と見ずに、自分の価値観を押し付け思い通りにならないと子どもの人格を否定してしまう。当たり前の話ですが、子の人生はその子のものです。子どもにも意志や考えがあり、それが尊重されるべきで、それが人権です。
先生が「子ども」という詩を紹介されましたので引用します。
「子ども」
ドロシー・ロー・ノルト(米国の教育学者)
批判ばかりされた子どもは、 非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは、 力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは、 ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは、 鈍い良心のもちぬしとなる
しかし、激励をうけた子どもは、 自信をおぼえる
寛容にであった子どもは、 忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは、 評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは、 校正をおぼえる
友情を知る子どもは、 信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは、 世界中の愛情を感じとることをおぼえる
参加者の声
「子どもに対する言葉をもう少し考えて発言しないといけないと思いました。」
「子育ての中でハッとすることがあり、言葉がけに気をつけたいと思いました。」
「子どものためといいながら実は自分の思うようにしたかったということが自分にあるなと気づかされました。」
「すごく学びのある詩でした。教えていただいてありがたかったです。育児ってそういうことだなと感じました。」
「子どもの意見をちゃんと聞いて、子どもの良いところを伸ばしてあげられるようにしていきたいと思いました。」
「大変良い話が聞けました。感動しました。ありがとうございました。」