2023年1月16日月曜日

人権講座

 

人権講座1月14日(土)

 音楽で学ぶ人権~学ぶことは変わること~

講師:山口裕之さん

(マザー・アース人権啓発研究所主宰)

 4年ぶりの山口先生の講演。ここちよいオカリナの調べを聴きながら、人権のまちづくりについて考える時間を持ちました。

 演奏された『時代』(中島みゆき)『アヴェ・マリア』(シューベルト『コンドルは飛んで行く』(ペルー民謡)『花は咲く』(岩井俊二)『竹田の子守歌』(京都の民謡)『Imagine』(ジョン・レノン)、これらの曲に共通する言葉は「愛」そして「希望」。人はしあわせになるために生まれてきたし、「あなたはこの世に生まれて来たかけがいのない人なのです」(マザー・テレサ)選曲された曲には山口先生の願いや伝えたいことが込められていたようです。

 東日本や朝倉・熊本の被災写真を見ながら、写真そのものも胸を打つものがありますが、被災されたお年寄りがボランティアの学生に、災害復興で一番大事なものは「人のつながり」と言われたことを紹介し、コロナ後のまちづくりに必要なことは、新たな学びとつながりの生活様式をつくっていくこととし、・科学的知識・認識を共有する ・ちがいや多様性を認め合う ・相談窓口・かけこみ場と「ひと」をつくる ・相手の立場にたつ ・感染者・治癒した人々と「ともに生きる」心を育てることではないかと呼びかけられました。