3月18日(土)
「ファシリテーター養成講座④」
~話し合いを整理/分析するツールを学ぼう!~
講師:佐藤 倫子さん(Edu 代表)
第4回目は「話し合いを整理/分析するツールを学ぼう!」でした。今回は色んな意見が出たあと、整理をして収束へ道筋をつける手法を学びました。
1.地域課題の共有とグループ討議のテーマ選び。
2.アイデア出し「ブレインライティング」
※ブレインライティングとは
アイデア出し。会議等において、発案の苦手な参加者がいても心理的負担
を緩和しながら、会議を行うことができます。具体的には、参加者6人の
場合最初の30分で108のアイデアを生み出し、その後の30分で出たアイ
デアの中から質の高いアイデアを3~7個まで絞ることができます。
①選んだ課題を「改善したい」という視点で書き換え、ブレインライティング
シートのテーマ欄に記入する。
②各人が1行目に3枚のアイデアを書く。短い文章で書く。
③一斉に隣りの人に渡し、1行目に書かれたアイデアから連想するものを3つ
追加する。
④③と同様にする。
⑤元の人の所にシートを戻して、感想を言い合う。
3. アイデアを整理する「親和図法」
①似たアイデアを集め、グループに分ける。
②グループに分類名を付ける。
③更にアイデアがあれば追加する。
4. アイデアを選ぶ「投票」
①カラーシールを貼る。
(例:青=実行が簡単、赤=効果が高い、緑=新規性がある)
②親和図法のグループ分類名の所に、自分の名前で貼る。
5. アイデアを選ぶ「ペイオフマトリクス」
①シールを貼った付箋紙をシールの点数に合わせてマトリクス上に配置
する。各マトリクス内でも評価の高低に合わせて、位置を変える。
②マトリクスを見て、参加者みんなで「まず実行したいこと」を選ぶ。
6. アイデアを実行する
①5で選んだアイデアのグループを見て、やるべきことを整理・追加する。
②実行することを5W1Hで整理する。
今回の4回シリーズでは、技術と知識をメインに講義してもらい、多彩な話し合いの手法や良い質問の仕方、尋ねるタイミングなどを学びました。
佐藤先生は『「否定しない」ということが強すぎるなら「断定しない」。絶対にこのやり方が良いとか、こうじゃないとダメだとかは、地域の中では無い。時代の流れや、住民がどんな方が増えてきているとかで、あり方が違ってくる。災害のことなどもあるので断定はできないけれど、最善のやり方をみんなで一緒に考えましょう。ということをファシリテーターが態度で示しておかなければならない。』と、ファシリテーターの心構えを強調されました。
結局、道筋をつけることと仕切ることはちょっと違うし、ファシリテーター自身の態度が、威圧的だったり、自分自身が断定しないとか、会議に参加する皆さんと一緒に最善策を探っていこうという気持ちがないとできないんだなと気づかせてくれた講義でした。1ヶ月を超える講義をありがとうございました!!
1.地域課題の共有とグループ討議のテーマ選び。
2.アイデア出し「ブレインライティング」
※ブレインライティングとは
アイデア出し。会議等において、発案の苦手な参加者がいても心理的負担
を緩和しながら、会議を行うことができます。具体的には、参加者6人の
場合最初の30分で108のアイデアを生み出し、その後の30分で出たアイ
デアの中から質の高いアイデアを3~7個まで絞ることができます。
①選んだ課題を「改善したい」という視点で書き換え、ブレインライティング
シートのテーマ欄に記入する。
②各人が1行目に3枚のアイデアを書く。短い文章で書く。
③一斉に隣りの人に渡し、1行目に書かれたアイデアから連想するものを3つ
追加する。
④③と同様にする。
⑤元の人の所にシートを戻して、感想を言い合う。
3. アイデアを整理する「親和図法」
①似たアイデアを集め、グループに分ける。
②グループに分類名を付ける。
③更にアイデアがあれば追加する。
4. アイデアを選ぶ「投票」
①カラーシールを貼る。
(例:青=実行が簡単、赤=効果が高い、緑=新規性がある)
②親和図法のグループ分類名の所に、自分の名前で貼る。
5. アイデアを選ぶ「ペイオフマトリクス」
①シールを貼った付箋紙をシールの点数に合わせてマトリクス上に配置
する。各マトリクス内でも評価の高低に合わせて、位置を変える。
②マトリクスを見て、参加者みんなで「まず実行したいこと」を選ぶ。
6. アイデアを実行する
①5で選んだアイデアのグループを見て、やるべきことを整理・追加する。
②実行することを5W1Hで整理する。
今回の4回シリーズでは、技術と知識をメインに講義してもらい、多彩な話し合いの手法や良い質問の仕方、尋ねるタイミングなどを学びました。
佐藤先生は『「否定しない」ということが強すぎるなら「断定しない」。絶対にこのやり方が良いとか、こうじゃないとダメだとかは、地域の中では無い。時代の流れや、住民がどんな方が増えてきているとかで、あり方が違ってくる。災害のことなどもあるので断定はできないけれど、最善のやり方をみんなで一緒に考えましょう。ということをファシリテーターが態度で示しておかなければならない。』と、ファシリテーターの心構えを強調されました。
結局、道筋をつけることと仕切ることはちょっと違うし、ファシリテーター自身の態度が、威圧的だったり、自分自身が断定しないとか、会議に参加する皆さんと一緒に最善策を探っていこうという気持ちがないとできないんだなと気づかせてくれた講義でした。1ヶ月を超える講義をありがとうございました!!