内浜好齡大学

６月９日（金）

 

「人権学習」

～暮らしの中の人権講座①～
 

講師：髙木 譲さん
（人権教育推進員）

 

髙木先生をお迎えして、お話を聴きました。「共生社会に向かって」をテーマに、人権とは一人ひとりが自分らしく幸せに生きていくための権利。「人の命」そのもの。戦争・テロは一度にして人の命を奪ってしまう、最低最悪な人権侵害。権利と人の命、どちらが欠けても人間としての尊厳は保たれない。思いやり、認め合って生きていきましょう。

人の多様性を認め合う共生社会を実現するためには、ユニバーサル・デザインが必須です。ユニバーサル・デザインとは年齢や身体能力に関わらず、すべての人に適合するデザインのことをいいます。身近にあるユニバーサル・デザインを紹介しながら、その機能について説明されました。

本当に必要としている人を優先しましょう。その人の身になって考えるということが、ユニバーサル社会では大事です。

また、「人権を尊重し、人の多様性を認め合うまち」を実現させるために、「心のバリアフリー」を浸透させる取り組みが必要です。偏見や固定観念など私たちの心の中に潜む目に見えない壁を無くし、年齢・性別・障がい・国籍の違いに関わらず、誰もが住みやすい真のバリアフリー社会を実現することをテーマに、内浜を優しい街にしていきましょう、と締めくくられました。