サークル人権学習1回目を行いました。講師に、生涯学習推進課 人権教育推進員 の岩城先生をお迎えしました。
最初にDVD「風の匂い」を鑑賞しました。知的障がいがある幼なじみの友人との再会、青年となった二人の職場での人間模様などが描かれています。子どものころは大切な友だちだったけど、大人になって健常者と障がい者という立場に隔てられ、大きな壁にぶつかります。
平成28年4月に施行された「障がいを理由とする差別の解消の推進に関する法律」では「不当な差別的取扱い」を禁止し、「合理的配慮の提供」を求めています。(例えば、指示された中身の理解が難しい人へは、指示はまとめてせずに、一つ一つ伝えるなど)
世の中にあるバリアは物理的な問題だけではなく、障がいのある人への差別意識や知識不足からも生まれます。私達一人ひとりが人権に対する意識を高め、知識を深めることが大切です。