(子連れの方参加優先日)
サークル人権学習2回目を行いました。講師に、生涯学習推進課 人権教育推進員 の河原先生をお迎えしました。本日は子連れの方参加優先日でした。
まず、DVD「君が、いるから」を鑑賞。この作品のテーマは、「子ども・若者の人権」で、母親からの心理的虐待に悩む若者「奏(かなで)」が主人公です。
生き方を制限され、自分が愛されていると感じることができず自己肯定感の低い彼女も、コンビニエンスストアを舞台とした「ほんの小さな冒険」をきっかけに少しずつ変わっていきます。彼女は、そこで出会う人々とのふれあいを通して、新たな価値観に気づいていきます。ともに心を通わせ、信頼することの先に「希望」と「幸せ」があることを奏の成長を通して描いていた作品でした。
◎河原先生のお話
「子どもや若者の人権を守るためには、人々のつながり、絆が重要」。
無意識の(そのつもりはないが、結果的に・・・)差別、いじめ、虐待もある。だからこそ、これからも人権について学んでいく必要がある。
サークル活動に参加していること自体が、人権を守る地域の絆に大きな貢献をしています。
【参加者のアンケートより】
・DVDが分かりやすくてよかったです。子連れでしたが、騒がしい中でも見られました。このような機会を与えていただきありがとうございました。
・虐待にもいろいろな種類があるといわれて、なるほどと思いました。気が付くよい機会になりました。
・身近な問題で、興味深かったです。子育てに一生懸命になりすぎるあまりに、このような間違いをしないように気を付けていきたいと思います。
・身近なテーマのDVDでよかった。公民館のサークルに参加していてみんなとの関りが、私にとっては大事な友達です。仲良くしていきたいです。地域に暮らすことが今大事だと感じています。
・どうしてサークルに通う人が人権学習?と不思議に思っていましたが、人とかかわることが人権学習につながるというお話を聞いて、納得できました。行く前は「行かなきゃ」という消極的な想いでしたが、内容が心に響きました。今日はこんな時間を過ごせてよかったです。
・昔の子育てのことを思い出し、心に深く感じた。反省すでに遅いですが、今からの生活に心・考えを取り入れたいです。
・人が生きていくうえで、人とのつながり・関りが大切であることと、サークル活動の重要性が改めて分かった。ありがとうございました。地域において、このような研修を受ける場は大切だと思います。
・とても考えさせられる部分がありました。この映像を見ることができてよかったです。自分の子どもを決して所有物扱いせず、まわりの困った子どもを助けられる母になりたいと思います。
・最後の説明でとても納得しました。なぜサークル活動に参加しているから人権啓発の話を聞かなければならないのだろう?と思っていました。人とのつながりは大切だということを、改めて感じました。
・子連れ優先で助かりました。とても勉強になりました。
・すごくわかりやすいDVDでした。自分が将来知らないうちにああいう親にならないように気を付けようと思いました。
・DVDの内容がとてもよかったです。子ども達が騒がしいなか、ありがとうございました。