10月26日(金)10:30~サークル人権学習第4回」を開催しました。最初に、DVD「バースデイ」鑑賞しました。テーマは、「性の多様性を認め合う~誰もが自分らしく生きられる社会をめざして~」です。性の多様性に向き合った作品で、当事者やその家族、周りの人達の心の動きや葛藤などが表現されていて、身近に起こりそうな場面がたくさんあり、とても理解しやすかったです。まずは性の多様性を知ることから始めましょう。そもそも『LGBTQ+』って何?レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダーそれぞれの頭文字を取った「LGBT」、これらに、クエスチョニングのQをつけて「LGBTQ」、LGBTQの他にもまだ性のあり方はあるのでプラスアルファの+をつけて「LGBTQ+」という表記をすることもあります。生まれた性は「男性と女性」だけではないということが分かりやすく表現されています。『カミングアウト』って何?誰にも言ってこなかった自分の秘密を自分から打ち明けることです。『アウティング』って何?他人の性自認・性的指向を本人の了解を得ることなく勝手に暴露することです。アウティングは「バースデイ」の作品の中にも出てきたように、結果的に対象になった人の居場所を奪うばかりか、人権侵害にもつながりうるという認識を持たないといけません。カミングアウトを受けたなら相手は信頼して話している証拠ですから、決して本人の了解なしに他人に話さないようにしましょう。最後に、久田さんは「大事なのは『学ぶ』『知る』『理解する』につきる。自分の周りにマイノリティが『いない』ではなく、『言えない』のかも・・・だからこそ、ちゃんと知って学んで理解してほしい」と締めくくられました。