2019年8月29日木曜日

公民館サークル研修「人権学習」第1回

サークル人権学習1回目を行いました。講師に、生涯学習推進課 人権教育推進員 の河原先生をお迎えしました。
まず、DVD「君が、いるから」を鑑賞。この作品のテーマは、「子ども・若者の人権」で、母親からの心理的虐待に悩む若者「奏(かなで)」が主人公です。
生き方を制限され、自分が愛されていると感じることができず自己肯定感の低い彼女も、コンビニエンスストアを舞台とした「ほんの小さな冒険」をきっかけに少しずつ変わっていきます。彼女は、そこで出会う人々とのふれあいを通して、新たな価値観に気づいていきます。ともに心を通わせ、信頼することの先に「希望」と「幸せ」があることを奏の成長を通して描いていた作品でした。

◎河原先生のお話
「子どもや若者の人権を守るためには、人々のつながり、絆が重要」。
無意識の(そのつもりはないが、結果的に・・・)差別、いじめ、虐待もある。だからこそ、これからも人権について学んでいく必要がある。
サークル活動に参加していること自体が、人権を守る地域の絆に大きな貢献をしています。

【参加者のアンケートより】
・とても考えさせられるDVDでした。自分の子育て時代を振り返り、同じことを子どもに与えていたように思いました。反省の限りです。
・虐待やいじめは私たちの身近にあり、気づくことの大切さを学ばせていただきました。
・自分の子育て時代を思い出しました。若かったから自分に余裕がなくて、いつも子供を急かせていたように思います。今日のDVDとても良かったと思います。
・サークル活動を行っていること自体が「絆、つながり」を生んでいる。目から鱗でした。そうありたいものです。
・母親の言葉一つ一つが、自分を振り返ることになり、かなり反省でした。
・母の想いもよくわかるが、しかし、子どもは自分の所有物ではないことを改めて痛感しました。
・先生の解説がステレオタイプでなくて良かった。サークル活動に自信が持てた。
・人とのつながりがいかに大事か分かりました。地域内での孤立を防ぐ必要があると思います。