2020年10月9日金曜日

内浜好齢大学

    10月9日(金)

「健康教室」
筋力アップ講座
講師
柴田 伊津子さん(健康運動指導士)

 地域担当保健師の石原さんよりロコモ予防のお話しと、新型コロナウイルス感染症についてのお話しがありました。ロコモティブシンドローム(ロコモ:運動器症候群)は、加齢に伴う筋力の低下や関節や脊椎の病気、骨粗しょう症などにより運動器の機能が衰えて、要介護や寝たきりになってしまったり、そのリスクの高い状態を表す言葉です。ロコモのチェック表が配られ、各自7つの項目にチェックを入れました。1つでも当てはまれば、ロコモである心配があるそうです。(ドキッ)

健康運動士の柴田さんより指導がありました。始めに指の体操や体を使った体操を行いました。椅子に座ったままでできるストレッチや、ボールを使った筋力トレーニングで、お家でも手軽にできる運動を教えていただきました。体をよく動かす習慣のある人は、ロコモになりにくい傾向があります。階段をよく使う、車を使わずよく歩く、といった人です。食事もロコモ予防には重要です。骨を丈夫にするためカルシウム、ビタミンD、ビタミンKなどの栄養素、食物を積極的にとりましょう。年齢に関係なく、筋肉や骨は鍛えることができます。ただし、激しい動きは関節の軟骨などを痛める原因になります。特に、膝や腰に過度に負担をかけないことが大切で、「体を上手に使う」ことがロコモ予防の極意です。