今回は夜の部として、前回同様DVD『カンパニュラの夢』を観て、超高齢社会とひきこもりの問題について学習しました。ひきこもる中高年の未婚の子(50代)と高齢の親(80代)が同居する家族の苦しみ。ケガで自分は必要とされてないと悩み不登校になった高校生とその母親の葛藤。母親が娘と誠実に向き合い、引きこもりの息子に悩み孤立しがちな高齢者に声掛けしたことで引きこもりから立ち直るきっかけをつくっていったお話でした。悩みを一人で抱え込まず、行政の「支援センター」に相談したり、同じ立場の人の集まりに参加して一歩を踏み出していく。引きこもりを経験した山田ルイ15世店長の「自分が必要とされているって実感したいんですよ」という言葉。
地域には、様々な悩みや苦しみを抱えた人がいます。「一人一人を大切にする地域」にするために、まずは挨拶や声掛けから始めてはどうかと提案されたDVDだったように思います。